3月9日 火曜日☆

後ろ足がうまく機能しなくなっても、
前日の8日はまだ、寝返りをうったり
少し立ち上がってみたりしていました。

9日…この日は朝から もう
半分 目を閉じて
鼻からの呼吸が荒くなり、
午後からは口呼吸になりました。



あの日の朝
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タツとの散歩中…
ひとりで待たせてしまった(;o;)


あの日の 空
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サクラと出会った日の空に似ていたかも…
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朝の段階では…私はまだ2~3日
時間が残されているような気がしていました。

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だから…東日本大震災のことも
真剣に考えたりもしました。


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午後からは サクラと過ごしましたが、
サクラの温もりを感じられる時間が
まさか、あと もう…
ほんの少ししか残ってなかったとは…
誰にも わかるはずはありません。
ただ…もう長くはない、
私にだって それぐらいはわかります。

合間、合間に、
そばにいる私に
何かを訴えるように
苦しそうな視線を向けるサクラに、
そのたび 額や背中を撫でるしかありません。

あとは、数日前から冷たくなっている
お手手(足)を握ったり撫でたり、
今年 挑戦する小説の手直しをしたり…
サクラのそばで
そんなことをしていました。


ふと不安感に襲われ、
引っ越した時に 詰め込んだ
段ボール箱の中から
『星の王子様』を取り出してきました。

それと、省吾さんの新しい会報!
これらは 私のお守りです。
なかなか集中して読書はできませんが、
持っているだけで 力になります。


そうして…
あの日の夜、
サクラとのお別れの時間が
やってきたのでした☆